Rubyへの挑戦

Ruby言語の活用

Ruby言語とは

Ruby言語は、まつもとゆきひろ氏により開発されたオブジェクト指向言語であり、高生産性や自由度の高さが特徴のプログラミング言語です。
年に一度、Ruby言語の発祥の地である島根県で、Ruby言語の開発者やユーザが一同に会し、Ruby市場・ビジネス利用の拡大を目的としたRubyWorld Conferenceが行われています。
RubyWorld Conferenceは2009年から毎年開催されており、これまでに東京ガスの地震防災システムの事例を過去2回発表しています。

はじめに

東京ガスiネットでは、東京ガスの地震防災業務を支えるシステム群の多くでRuby言語を採用しています。
東京ガスのミッションクリティカルな防災業務を支える防災システムでは、有事の際、確実に稼働し続ける必要があります。東京ガスiネットでは、高品質なシステム開発を実現するためにRuby言語を採用しています。

Ruby言語採用の歴史

防災システムでRuby言語を初めて採用し始めたのは、2004年からです。まずは、東京ガスiネットの防災システムであるjishin.netシステムの一部機能を、Ruby言語を使用して開発しました。
Ruby言語のノウハウや品質評価を積み上げていき、2009年にRuby言語を全面的に採用し、防災システムの重要システムであるSUPREME(超高密度リアルタイム地震防災システム)を再構築しました。
当時は、業務システムでRuby言語を採用する事例は少なく、Ruby言語の特徴をうまく生かし、業務システムへ活用した事例となりました。
以降、防災システムの多くは、Ruby言語で開発し、東京ガスの防災業務を支援し続けています。

SUPREMEシステムの画面
SUPREMEシステムの画面
(2011/03/11三陸沖地震の供給エリアの様子)
jishin.netシステムの画面
jishin.netシステムの画面
(2011/03/11の東京ガスの供給エリアの様子)

Ruby言語導入の背景

防災システムでRuby言語を採用している理由は、高品質を担保するためです。
高生産性のRuby言語でプログラミングにかかる時間を短縮し、短縮した時間をテストに充て、繰り返しテストを行うことで高品質なシステム開発を行っています。

Ruby言語導入の背景

Ruby言語発展の寄与

東京ガスの地震防災システムでのRuby言語の利用をRubyWorld Conferenceにて情報発信しています。
東京ガスのミッションクリティカルな防災業務をRuby言語が支えていることを発信することで、他社がRuby言語の採用を検討する際の参考事例として紹介され、Ruby言語を採用するシステムが増加し、Ruby言語の発展に寄与することができると考えています。

RubyWorld Conference 2018の様子(TGiNET原田の登壇写真)
RubyWorld Conference 2018の様子(TGiNET原田の登壇写真)

学生の皆様へ

東京ガスの地震防災業務を支援するシステムは、有事の際、確実に稼働し続ける必要があります。
Ruby言語の特徴をうまく利用することで、安定的で高品質なシステムを提供することが可能であると、システムオーナーである東京ガスへ提案してきました。
東京ガスの地震防災業務とITを融合する最適なシステム開発提案は、東京ガスiネットでないと実現できないと確信しています。
「社会インフラをITの力で支える」とてもやりがいを感じられる仕事です。ぜひ、我々と一緒に防災システムを開発してみませんか?